ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

ゴーストライター

仏・英・独/’10年製作/ロマン・ポランスキー監督 前英国首相の自伝のゴーストライターを務めることになった男が謀略に巻き込まれていく。 「ゴースト」だったのは誰/何だったのか。主人公でもあるし、彼を導く前任者の影でもあるし、前首相でもあるし、…

Universe

日本/公演中(ソワレ)/afterimage 感想、後ほど。。。

劇の劇

日本/’20年公演/劇団壱劇屋(大熊隆太郎作・演出) 感想、後ほど。。。

ズートピア

米/’16年製作/バイロン・ハワード、リッチ・ムーア共同監督 共生社会で警官を夢見るウサギが差別と偏見に晒されながらも街の平和のため身体をはる姿を描く。 ディズニーのテーマパーク感と現実の社会問題を混ぜ込んで簡潔にまとめた教科書のような作品。…

りすん

日本/公演中(ソワレ)/ナビロフト(天野天街脚色・演出) 感想、後ほど。。。

蒼天猫博[蒼天チーム]

日本/公演中/劇団蒼天の猫標識(いば正人作・演出) 感想、後ほど。。。

地下鉄のザジ

仏/’60年製作/ルイ・マル監督 パリにやってきたおてんば娘が憧れの地下鉄に乗るべく街中を駆け回る。 シュールは生き残るもナンセンスは陰に隠れてしまっている感じのする現代で、この映画は鮮烈。なぜ・なに・どうしてをひとつずつ考えていたらついてい…

大逆転

米/’83年製作/ジョン・ランディス監督 金持ちの賭けの対象となり金と地位が逆転した2人の男の大逆転の結末を描く。 設定のブラックなえげつなさが過ぎるもさすがハリウッドのエンターテインメント、さすがジョン・ランディス、心地よいリズム感で頭空っ…

カリートの道

米/’93年製作/プライアン・デ・パルマ監督 裏社会を渡り歩いた男が出所後堅気の道を歩もうとする。 生き方を変えようとしても、過去の経歴が、人間関係が、社会の構造が、させてはくれない。楽園を夢見ながら、そこに至るにはしがらみの中でもがくしかな…

猩獣

日本/’22年公演(再演)/劇団壱劇屋東京支部(竹村晋太朗作・演出) 感想、後ほど。。。

小野寺の弟 小野寺の姉~お茶と映画~

日本/’13年製作/ホリプロ(西田征史作・演出) 喧嘩した2人暮らし姉弟の家に映画クルーがやってきて撮影に巻き込まれることでお互いの胸の内を知る。小説のアナザーストーリーで、後に映画版もあるとか。 設定は『間宮兄弟』なのですがなんとも後藤ひろ…

カラフル

日本/’10年製作/原恵一監督 やり直しのチャンスを得た魂が、自死を選んだ中学生の身体に入り込み人生を見つめ直す。 このえぐみが当事者世代に伝わるのか非常に興味深い。異世界転生モノが一ジャンルを築き上げたいま、自分のことがわからないのに転生し…

君たちはどう生きるか

日本/’23年製作/宮崎駿監督 母を亡くした少年が不思議な鳥男に誘われ、謎の構築物にまつわるエネルギーに巻き込まれていく。STUDIO GHIBLI最新作です。 宮崎アニメの集大成にしてゴリゴリの意欲作。「君たちはどう生きるか」との問いは、これまでの作品…

すこたん!

日本/’21年公演/serial number(詩森ろば作・演出) ゲイバイ男性のための場をつくった2人の男性の30年の軌跡を中心に、生きづらさを抱える人々の姿を描く。 ひたむきに頑張るマイノリティ、ではなく悪態はつくし、身勝手だし。でもそれが当たり前と…

メットガラ ドレスをまとった美術館

米/’16年製作/アンドリュー・ロッシ監督 メトロポリタン美術館で開催されるファッションイベントを通じて、アートにおけるファッションの位置を探るドキュメンタリー。 ファッションはアート足りえるかとの問いに対し、そういう場合もあると答えるのは容…

こんにちは赤ちゃん

日本/’11年公演/伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演(妹尾匡夫作、伊東四朗・三宅裕司演出) 感想、後ほど。。。

今日もしんでるあいしてる

日本/’21年公演/悪い芝居(山崎彬作・演出) 感想、後ほど。。。

名古屋能楽堂五月定例公演

日本/公演終了/名古屋市文化振興事業団[名古屋能楽堂]、能楽協会名古屋支部 感想、後ほど。。。

COWBOY BEBOP 天国の扉

日本/’01年製作/渡辺信一郎監督 感想、後ほど。。。

てんぷくトリオのコント

日本/’14年公演/こまつ座(ラサール石井作、青木豪演出) こまつ座の座付き作家・井上ひさしと劇団代表である娘とのやり取りを交えながら、てんぷくトリオの往年のコントを蘇らせる。 つまるところ、井上ひさし論であり、亡き後のこまつ座論でした。もち…

Believe2023 六人の覇王

日本/’23年上演/名古屋おもてなし武将隊事務局(西田シャトナー作・演出) 「名古屋おもてなし武将隊」が時空のゆがみに巻き込まれタイムスリップするなか、時のいたずらで叶わなかった真の覇王を巡る闘いが幕を開ける。名古屋観光のコンセプト団体が西…

日本神だもの

日本/’23年上演(再演、マチネ)/劇団蒼天の猫標識(いば正人作・演出) 信仰心の薄れる現代日本の家族の話。名古屋の「劇団蒼天の猫標識」によるコロナ延期を経ての再演作品です。 はっきりとしたキャラクター造詣と、愛だの恋だの中高生の悩み事に異形…

心霊探偵八雲 裁きの塔

日本/’17年公演/シン×クロ、ネルケプランニング(神永学・丸茂周作、伊藤マサミ演出) 特殊な目をもつ男が、時計塔を舞台とした殺人事件の真相に迫る。神永学の小説をはじめとしたメディアミックス作品の舞台版です。 予備知識なく観て、登場人物の関係…

寒い国から帰ったスパイ

米/’65年製作/マーティン・リット監督 東西ドイツの諜報部による騙し合い。 冷戦時の情報戦をビジネスライクに手掛ける諜報部員が、作戦遂行中に恋に落ち、人間としての情を持ってしまう。清濁あわせもち、微妙なパワーバランスが崩れた方が死ぬゲームの…

妻への家路

中国/’14年製作/チャン・イーモウ監督 文化大革命が終わり帰ってきた元政治犯の夫と、彼を認識できない記憶喪失の妻との時間と距離。 帰宅を待ち続ける最愛の人の隣に他人として居続けるその心境たるや。時代に翻弄されたと片付けてしまえば簡単ですが、…

魔女の宅急便

日本/’89年製作/宮崎駿監督 見習い魔女が様々な人生経験を経て一人前になる姿を追う。角野栄子の同名小説をスタジオジブリがアニメ映画化した作品です。観るのはこれで何度目か。 久々に観て、冒頭の旅立ちのシーンでついに親の側に感情移入してしまった…

ヴェローナの二紳士

日本/’15年公演/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団・ホリプロ(W.シェイクスピア作、蜷川幸雄演出) 恋に翻弄される男と女の喜劇。彩の国シェイクスピアシリーズのオールメール作品のひとつです。 終わり良ければ総て良しの精神過ぎて「お前いい加減に…

舞台『弱虫ペダル』

日本/’12年公演/なるせゆうせい作、西田シャトナー演出 感想、後ほど。。。

天使と悪魔

米/’09年製作/ロン・ハワード監督 感想、後ほど。。。

ある天文学者の恋文

伊/’16年製作/ジュゼッペ・トルナトーレ監督 老齢の学者と恋仲の学生が入念に仕組まれた愛の仕掛けに自分を見つめ直していく。 ユーモアにあふれインテリジェンスな講義が、双方向の不器用な愛によって成り立っているからこそ、どのカットもどの台詞も美…