東西ドイツの諜報部による騙し合い。
冷戦時の情報戦をビジネスライクに手掛ける諜報部員が、作戦遂行中に恋に落ち、人間としての情を持ってしまう。清濁あわせもち、微妙なパワーバランスが崩れた方が死ぬゲームのような世界に、主人公は正義を感じることができずあくまで仕事だと自らに言い聞かせている姿が珍しく。主義主張ではなく個々の人間として描いているところが好印象でした。
リチャード・バートンとクレア・ブルーム。
東西ドイツの諜報部による騙し合い。
冷戦時の情報戦をビジネスライクに手掛ける諜報部員が、作戦遂行中に恋に落ち、人間としての情を持ってしまう。清濁あわせもち、微妙なパワーバランスが崩れた方が死ぬゲームのような世界に、主人公は正義を感じることができずあくまで仕事だと自らに言い聞かせている姿が珍しく。主義主張ではなく個々の人間として描いているところが好印象でした。
リチャード・バートンとクレア・ブルーム。