ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

演劇

3CASTS vol.14

日本/公演終了/オムニバス形式 3人/組によるパフォーマンスを上演する京都のショーケースイベント。今回は、石川信子、牛嶋千佳、アミジロウの3者によるものを観劇。 一本目は石川『時間がない人のための卍-光子の不在-』。谷崎潤一郎の四つ巴な色恋…

芸術家入門の件

日本/公演中/ブルドッキングヘッドロック 感想、後ほど。。。

1001

日本/公演中(ソワレ)/少年王者舘 感想、後ほど。。。

殿は殿

日本/公演中(再演/マチネ)/ポップンマッシュルームチキン野郎 感想、後ほど。。。

野性の恋

日本/公演初日/悪い芝居 感想、後ほど。。。

熱狂

日本/’17年公演(再々演)/劇団チョコレートケーキ(古川健作、日澤雄介演出) ナチスが台頭した30年代前後のドイツにおいて、いかに大衆の支持を固めていったかを描く。 全世界が知ることとなる暴走までの軌跡。そこにあるのは使命感と謀議謀略と、大…

自己紹介読本

日本/’18年公演(再演)/城山羊の会(山内ケンジ作・演出) とある広場に集まった人々の群像劇。 これだけシリアスなのに笑いが起き続けるというのは、凄い。ちょっとした仕草やズレを観察し絶妙に戯曲化されていることで、自分のコントロール外で笑いが…

GS近松商店

日本/’15年公演(再演)/新歌舞伎座公演(鄭義信作・演出) 田舎町で暮らす人々を取り巻く哀しき金と恋の物語。初演はテント芝居な、近松門左衛門の「曾根崎心中」と「女殺油地獄」をベースにした作品です。 故郷は息の詰まる場所であり、抜け出すには死…

セールスマンの死

日本/'18年公演/KAAT神奈川芸術劇場(アーサー・ミラー作、長塚圭史演出) 家族を持ち、セールスマンとして生きた男の希望と絶望を描く。アメリカの劇作家ミラーの代表作です。 手に職があるわけでない根無し草だからこそ、何か自分がそこに生きたという…

あの記憶の記録

日本/’17年公演(再々演)/劇団チョコレートケーキ(古川健作、日澤雄介演出) イスラエルに住む家族が、語られなかったアウシュビッツの記憶をこじあける。様々な賞に輝く劇団、初鑑賞です。 ホロコーストを題材にした人間ドラマは、海外戯曲かと誤認す…

ふるあめりかに袖はぬらさじ

日本/’12年公演(多演)/松竹(有吉佐和子作、齋藤雅文演出) 幕末の横浜の遊郭を舞台に、攘夷女郎にまつりたてられた花魁の傍で生きた芸者の半生を描く。文学座で初演された作品を坂東玉三郎主演で上演したものです。 心が、生き方が、国が、真実と嘘の…

「鷗外の怪談」

日本/'14年公演/二兎社(永井愛作・演出) 大逆事件を通じて政府要職者と作家の狭間に悩む森鷗外の葛藤を描く。芸術選奨受賞作です。 軍人のトップに上り詰め、政府を背負う立場となった鷗外は、共産主義を容認することができない。けれども作家としては、…

「翼の卵」

日本/'18年公演/劇団桟敷童子(サジキドウジ作、東憲司演出) 九州の実家に転がり込んできた長男夫婦と、そこで暮らす家族の物語。劇団桟敷童子は初見です。 グズグズで崩壊しかけの一家と、義理人情に厚い間借り人の解体業者たち。逃れられない血のつなが…

「踊る!惑星歌謡ショー」

日本/公演中(マチネ)/右脳中島オーボラの本妻(丸蟲御膳末吉作・演出) 太陽系の星々になぞらえた人々の喋って歌っての歌謡ショー。名古屋の劇団による大阪公演です。 病的なまでの無意味な言葉の機銃掃射は、ほとんどの役者が滑舌悪く何を言っているかわ…

「つながせのひび」

日本/公演中(マチネ)/ソノノチ(中谷和代作・演出) 絵本作家を目指す女とそれを見守る男の引っ越し前夜。京都の団体の愛知公演です。 積み重ねてきたなんでもない日常が閉じ込められていく段ボールは、女にとってこれまでを失くしてしまうものだったのかも…

「恋愛戯曲」

日本/'09年公演/吉本興業(鴻上尚史作、茅野イサム演出) 恋愛ドラマの脚本家と担当編集者が名作を書こうとするなかで様々なトラブルに巻き込まれる。過去に何度かバージョン違いで観ています。 鴻上得意の重層構造はこの戯曲では冗長さしか感じられないの…

「真夜中の弥次さん喜多さん」

日本/公演中(多演)/KUDANproject(天野天街作・演出) 本当の「リアル」を探してお伊勢へ参る途中の2人が見た愛と夢の話。しりあがり寿の同名漫画を奇才・天野天街が演劇化し再演を重ねる人気作です。 生と死の狭間で揺らぐ現世は果たして「リアル」なのか。…

「After the Sai Coliseum」

日本/公演終了/右脳中島オーボラの本妻(丸蟲御膳末吉作・演出) 前回公演『輪廻輪唱アラモォド』の劇場オープンスペースでの切り出し上演。 文字が廃れた世界で遊戯に明け暮れる人々。信仰に救いを求め東を目指す彼らだが、神がいないのなら遊んでしまおうと…

「ワナビーエンド」

日本/公演中/ヌトミック(額田大志作・演出) 神楽坂のロイヤルホストの9番テーブルに座る男女の出会いと別れ。音楽と演劇の二刀流の額田大志率いる「ヌトミック」公演、初観劇です。 最近そこかしこで噂をきく赤丸急上昇劇団。まるで音符を並べるかのように…

「花の紅天狗」

日本/'03年公演(再演)/劇団☆新感線(中島かずき作、いのうえひでのり演出) 蕎麦屋の出前持ちが歌劇団に入り、ライバルと切磋琢磨しながら伝説の舞台に臨むミュージカル。2度目の鑑賞です。 美内すずえの漫画「ガラスの仮面」を近刊まで一気に読み通した流…

「シティIII」

日本/公演中(ソワレ)/愛知県芸術劇場(カゲヤマ気象台作、捩子ぴじん演出) 劇場主催の上演を前提としたAAF戯曲賞大賞作品のお披露目公演。 久々にまったく意味のわからないものを観たなと。アフタートーク曰く「果てしない未来で何かを待っている」話だそう…

「幻想美術館」

日本/公演終了(マチネ)/幻想美術館 もうひとりの私をさがす5つの短編演劇作品のオムニバス。 美術館を称するにしては作品の道具選びから衣装、さらには空間に至るまで美意識が感じられなかったのが残念。作品ごとに会場内のフロアを移り歩く構成にも必然…

「終の楽園」

日本/'14年公演/文学座(長田育恵作、鵜山仁演出) 高級老人ホームで暮らす気難しい老人と子供たちの遺産相続の争いを通して「家族」の在り方を問う。 4人の兄弟はそれぞれが違う親を持ち、か細い線で偶然つながっている。また、偶然その場に立ち会うこと…

「白雪姫」

日本/公演終了(マチネ)/体現帝国(渡部剛己演出) 影を食べて美しくなる女。愛知から東京へと活動の場をうつした劇団、初観劇です。 グリム童話を下敷きとした、一昔前のアングラ仕立てのファンタジー。影の映し方を並べ立てるも、女王と白雪の苦悩は浮かび…

「サマータイムマシン・ワンスモア」

日本/公演中/ヨーロッパ企画(上田誠作・演出) 懐かしの部室に集まった面々の前に因縁のタイムマシンが再び現れる。ヨーロッパ企画20周年記念として代表作と続編の同時上演です。 かつてSTMBを観ている*1からこその同窓会。あんなにタイムマシンを使ってし…

「サド侯爵夫人」

日本/'12年公演/世田谷パブリックシアター(三島由紀夫作、野村萬斎演出) フランス革命前夜、特殊な性癖が露見し牢獄に捕らえられた侯爵の帰りを待つ貞淑な妻の20年におよぶ気持ちの移ろいを描く。 サド・マゾの語源となった実在の作家を登場させることな…

「アジア温泉」

日本/'13年公演/新国立劇場(鄭義信作、ソン・ジェンチェク演出) 温泉が出るという噂を聞きつけ因習残る島に一攫千金を狙いに集まった人々と島民との触れ合いを描く。新国立劇場が手掛ける「With ─つながる演劇─」第2弾です。 日韓入り混じる作品ですが、…

「書く女」

日本/'16年公演/二兎社(永井愛作・演出) 貧乏に悩ませられながらも筆に命を捧げた樋口一葉の半生を描く。 何を書くべきか。それは一葉にとってはどう生きるかに直結する。女だてらという言葉に戦いを挑んだ生涯だったのでしょう。女だてらに戸主となり、…

「裸の王様」

日本/'17年公演/カジャラ(小林賢太郎作・演出) お笑いであり、演劇であり、パフォーマンスであるコント集。 ラーメンズ、K.K.P.、ポツネン等でやってきたことを組み合わせての小林賢太郎新レーベル。目新しさはなく、多人数のコントをやりたくなったけど…

「管理人」

日本/'17年公演/世田谷パブリックシアター(ハロルド・ピンター作、森新太郎演出) 家のない男が転がり込んだ男と奇妙な兄弟の共同生活を描く。 働こうとせずアンドロイドのように他人と接するマイペースな兄。そんな兄を心配し仕事を与えようとする弟。巻…