「銭は君」
とっかえひっかえ女から借金しまくる伊達男と神様から笑いで世界を救うよう啓示を受けたと信じる少年の「愛」。エロチカ・ナンセンスを自称する劇団「毛皮族」の5周年本多劇場進出公演です。サブタイトルは「ヌッポンドエロイナ偉人歌劇」だとか。以前から噂は聞きつつも初見。
愛と銭は同等に語ることが出来るのかという投げかけ。ではあるものの、毛皮族を毛皮族ならしめるレビューに近い構成にとにかく喝采と唖然が入り混じったぶっちゃけなんとも形容しがたい気分。これは・・・劇場で観ないとわかりませんね。系譜はつかの流れなのかしら、どうも鹿殺しに似た匂いがします。ただ美的センスは高いとみた。映像の集音が悪く大半の台詞が聞き取れなかったのが残念でした。やはり一度足を運びたい劇団です。
あれが町田マリーですか。少し惚れた。