ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「サマータイムマシン・ブルース」

サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格) [DVD]
日本/'05年製作/本広克行監督


粗筋は過去の日記からどうぞ*1。原作の演劇版は、オリジナルや学生演劇含め6回観ているほど好きな作品だったりします。
映画版を見返したのは実に10年振り。原作舞台の劇団「ヨーロッパ企画」はいまや本多劇場で公演を行い、映画に出演するムロツヨシは売れっ子になっていることを思うと、とてつもない時間の経過があるようですが、当たり前ながら作品はいつまでも青春真っ只中で。もっとテンポが良くてもいいなとか、説明過多だなとかも思うのですが、それでも良質な青春グラフィティであり続ける映画だと思うのです。
記憶よりも佐々木蔵之介演じる研究室助手が押さえるところを押さえていて良し。

*1:映画版→id:totte:20050822、id:totte:20060707