ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「スタア誕生」

スタア誕生 [DVD]
米/'54年製作/ジョージ・キューカー監督


落ちぶれていくスター俳優と一躍スターになる女性との愛の物語。一時期映画から遠のいてたジュディ・ガーランドが復帰を果たした映画です。もう50年以上も前の映画ですかぁ。これで彼女はアカデミー主演女優賞候補に。『スタア誕生』というより、当時は「スタア"再来"」だったんですかね。
ジュディ・ガーランドはやっぱちょっとオバサン。綺麗ですが。『大いなる西部』にも出てた撮影所長(チャールズ・ビックフォード)が渋くてかっこよかったです。落ちぶれてボロボロのスーパースターと、その周りの人々の反応が結構リアル。さすが楽屋ネタ。「ミュージカル映画」だそうですが、そんな感じはしなかったです。「歌の多い映画」って感じ。
酒に溺れる元スターを演ずる主役の人、知らない俳優だったのですがなぜかずーっと頭に引っかかっていて。クレジット見て思い出しました。手塚治虫のキャラの「メイスン」だ!え、知らない?そうですか。彼をモデルにしたキャラで、ホントそっくり。ジェームズ・メイスン、イギリスの名優だそうです。