ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「ピノッキオ」

ピノッキオ [DVD]
伊・仏/'03年製作/ロベルト・ベニーニ監督


遊んで暮らしたい操り人形がマジメに生きることの大事さを学ぶまでを描く。イタリアの名優ロベルト・ベニーニ監督・主演作です。
ロベルト・ベニーニのキャラ勝負でしたね。ストーリーは説教臭すぎだしファンタジーがあまりに嘘くさくて世界観に入りづらいしで、ベニーニを観るつもりで観た人じゃないと辛いかも。この映画を観て「わあ、勉強って大事だな。働くってすばらしいな」と思う子供がいるとはぶっちゃけ思えません。子供をなめてるのか子供を心から信じているのか。
吹き替えでどうも違和感を感じてたのですが、ベニーニがユースケ・サンタマリアだったからでした。正直ひどかった。永井一郎島本須美に挟まれては荷が重過ぎるでしょうに。