「ミクロの決死圏」

米／'６６年製作／リチャード・フライシャー監督

国の重要人物の怪我を治療すべく、極秘テクノロジーを駆使して人体に入り込む。
SF映画を語る上では外せない作品。身体だけでなく潜水艦すらミクロ化して血管に侵入するという発想力に加え、白血球や抗体など実際の身体の仕組みも設定に活かされている。荒唐無稽なんだけど、本当に軍事機密で開発されていたと言われても驚かない絶妙なリアリティが作品を成り立たせています。
スティーブン・ボイドとラクウェル・ウェルチ。