ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 [DVD]
仏・米・英・独/'11年製作/ポール・W・S・アンダーソン監督


銃士に憧れる田舎出の若者が仕事にあぶれた3人の腕利きの銃士と共に持てる力を発揮する。アレクサンドル・デュマの名作「三銃士」を現代版に翻案した娯楽作品です。
荒唐無稽で血湧き肉躍るファンタジーの模範作。毒にも薬にもなりませんが、こういう作品が観たい日は確かにあります。誰もが知っている三銃士の設定を最大限活かして説明を極力省きつつ、CGを無理なく使って映像に華を添える。なんといっても衣装デザインが素晴らしい。きっと「ドラゴンクエスト」を映画化したらこういう風になるんだろうなと思いました。
オーランド・ブルームがくだらない役をやっていて目を疑いました。彼は主役じゃない方が映えますね。