「日本のいちばん長い日」

日本／'１５年製作／原田眞人監督

太平洋戦争終戦前夜、さまざまな思惑が入り混じる政策決定の裏側を描く。半藤一利のノンフィクション小説の二度目の映画化です。
老体を理由に固辞しながらも難局の総理大臣を拝命した鈴木貫太郎。暴走する軍部と板挟みになりながら信念を貫いた陸軍大臣。２人の苦悩と決断を軸に描かれる日本の一大事に、国民の姿はない。つまり戦争とはそういうものなんだろうなと思う。一方で、そこに人間がいるというのはよくわかりました。
鈴木首相に山崎努、陸軍大臣に役所広司、天皇に本木雅弘。