ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「Alice in wanderland」


日本/公演中/へちま×劇団てあとろ50'(服部真理子作、高橋みなみ演出)


不思議の国に連れて来られたアリスが「必要とされる」ことに戸惑う。早稲田大学の学生劇団のひとつ「劇団てあとろ50'」による公演です。東京の学生演劇自体初めて。
親の期待、みんなの幸せ。少女の迷いを不思議の国で迷うアリスに重ねた脚本で、対象年齢は低めな印象。途中から女王の話にシフトしてしまい輪郭がぼやけてしまった感じがします。舞台はポップなのに衣装が普段着なのは変。台詞回しや展開の演出もストレートプレイに近く、もっとファンタジー色が強く出た方が楽しめたと思います。ぶっちゃけ途中眠かった。
滑舌に難ある役者がチラホラ。