ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「僕のポケットは星でいっぱい」


日本/公演中/大阪市立大学劇団カオス(成井豊作、らむ演出)


母の病気が治るかどうか確かめるため、時空を超えた少年と未来の自分との物語。『銀河旋律』ともに「演劇集団キャラメルボックス」のハーフタイムシアター作品です。
『銀河旋律』のその後のお話。最愛の人の死とどう向き合うか、という重いテーマをふんわり優しい気持ちで包んでくれます。ただこの作品の主役はサルマルさんでしょう。彼のために書かれたとしか思えません。いい役だ。スタッフは場転と音照でもっと頑張ってあげないと1回生たちが少し可哀相。
時空管理官(でしたっけ)組の演技が達者で楽しめました。彼らに救われた感があります。