「天使は瞳を閉じて」
日本/公演中/神戸大学はちの巣座(鴻上尚史作、クサカンムリ演出)
粗筋は過去日記参照で*1。神大学生劇団「はちの巣座」による新歓公演で、第三舞台版を以前に映像で観ています。
役者は概ね悪くなかったと思いますが、全てはダンスに集約されるかと。突如ダンスが挿入される第三舞台らしい脚本を、非常に扱いにくく演出したような印象を受けました。場転の移行手段としてのダンスのはずが場面をブツ切りにしてしまうという、まさに逆効果。さらに音が客席に届いてこず、舞台と観客をもブツ切りにしてしまっていました。どうしたらよかったのかはイマイチ思いつかないのですが。ラストのみんながそれぞれ別の方向を見ながら握手の手を差し出す演出は好き。
ケイ役のカモは美しくて儚げで◎。オリジナルの長野里美とは全然違うキャラなのにしっかり映えていました。女性陣が何かとキレイでした。