ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「THE ANGELS WITH CLOSED EYES」

日本/'91年公演/第三舞台(鴻上尚史作・演出)


『天使は瞳を閉じて』のロンドン公演インターナショナル・ヴァージョンです。あらすじは過去の日記からどうぞ(→id:totte:20070104、id:totte:20100428)。
往年の第三舞台を映像でしか観ていなくて、先日復活・解散公演『深呼吸する惑星』で初めて第三舞台を目の当たりにし、そして再び過去に戻る。この台詞のスピードを「若さ」で片付けて欲しくない、というのがまず一つ。この一見棒のような台詞回しも、かっこよさとダサさが同居する選曲センスも、鴻上の詩のような美しい台詞も、すべてが「第三舞台」なんだ、というのがもう一つ。・・・音楽は全部かっこよくていいと思うんですけどね。
第三舞台は変わらない、そして変わり続ける」これがモットーだった第三舞台。大阪でもう一度鴻上の意志を確かめに行きます。