ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「大江戸ロケット」

日本/'01年公演/劇団☆新感線(中島かずき作、いのうえひでのり演出)


粗筋は過去日記参照してください*1。学生演劇で2度観た作品のオリジナル版です。
いのうえ演出だと、新感線(&ホリプロ)役者陣だと、そしてお金をかけるとこうなるのかという。なるほどとは思いましたが、どうも「オリジナルだから無条件に良い」というわけじゃなかったです。一番に、テンポがあまりにゆるい。2時間半には簡単になるでしょうに。歌は2、3削った方が。EDで使われている2曲はかなり好きなんですけどね。劇場で観ていないという大きなハンデのせいもあるでしょうが、不完全燃焼でした。
役者が微妙。主役の山崎裕太は代役のわりに頑張っているとは思いましたが、そもそもあの役を二枚目がやるのは合わない気がします。それよりも銀次郎を二枚目にしたい、古田新太じゃなしに。奥菜恵は違う。鳥居の峰岸徹も弱い。藤村俊二は可愛いから有りです。

*1:関西大学学園座版→id:totte:20080627、神戸大学はちの巣座版→id:totte:20090818