ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 通常版 [DVD]
米/'05年製作/マイク・ニューウェル監督


今でもなんとか根強い人気を誇るファンタジー文学「ハリー・ポッター」シリーズ第4作の映画化。ハリーの通うホグワーツで三大魔法学校対抗試合が開かれることに。それに乗じてうごめく陰謀と忍び寄る黒い影。ついにハリーの最大の敵"例のあの人"が復活を果たす…。
映画4作の中で一番面白かったです。毎度のことながらイベントが沢山あって、詰め込みすぎからの焦った感じも。でも、前作のような散漫さはなく、イベントが一貫して"魔法試合"と"天敵復活"そして"登場人物たちの心情"の3点に絞られてるのがよかった。舞台もホグワーツ城内だけなのでわかりやすかったです。ハリーに寄り過ぎの物語進行はどうかと思うけど。CGは圧巻、これがどれだけの人の想像力を奪うのか。
主要キャラたちの淡い恋愛模様がとても微笑ましい。さらに嫉妬や妬み、それを乗り越えた真の友情。青春だね。ただハリーのあの顔と体で、設定14歳てどうよ。ハーマイオニー、綺麗で可愛くて、いいわぁ。ロンと2代目ダンブルドアはいただけない。
時間の短縮からか、イベント毎の繋がりが見えにくくわかりづらいところも。加えて前3作までの専門用語がいくつか出てくるので、ちょっとした予習が必要です。観る前に読み直して、軽く思い出しておくのがベスト。