ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「交渉人 真下正義」

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日本/'05年製作/本広克行監督


最初のTVドラマシリーズから10年経っても相変わらず根強い人気を誇る「踊るシリーズ」。その中のサブキャラだったユースケ・サンタマリア演じる真下正義を主役にしたスピンオフ映画の第一弾です。警視庁初の交渉専門の役職"交渉人"となった真下、彼の元に謎の人物から挑戦状が。クリスマスの東京で、数百万の人間を人質に取り地下と地上とを現れ消える犯人を追い詰めていくサスペンス映画。
観るのは2度目でして、去年のこの日記を見返すとかなり感情的にキツいこと書いてました*1。でも再度観てみると、そこにはかなり楽しんでる自分がいて。ラスト10分くらいまでは本当におもしろかったです。…ただ、やっぱりラストがなぁ。なんかうやむやにさせられてスッキリしないんですよね。そこだけのために不完全燃焼。
前回観ていて感じた(と書いてあった)主要キャストの不安定さは、今回は感じず。寺島進國村隼、それに金田龍之介がドッシリ脇を固め、いい味出してます。ユースケが軽すぎるのがちょっと気になりますが、それもご愛嬌ってことで。あと、チョイ役の演劇畑俳優たちがステキ。特に前回でも書いてますが「ヨーロッパ企画」メンバー出演は嬉しい!!

*1:過去の日記→id:totte:20060320