ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「この世の果てまで」


日本/公演中/Bobjack theater(守山カオリ作・演出)


生まれたときから決められた"運命"に縛られながら恋をする人々を描く群像劇。「Bobjack theater」は名前を聞くのも初めての劇団です。もう15作目。
みんな恥ずかしいほどストレートに愛する人のために身を捧げるのですね。でも感情移入はできず。2時間半の長さがそれほど気にならなかったのでつまらなくはなかったのですがそれぞれのエピソードに「だから?」となってしまいました。あと照明がキレイなのに使い方が悪い。ポップさを売りにしてるのならば照明を活かしてパフォーマンスを取り入れるべきです、もっと映像も使えただろうし。この作品でオープニングパフォーマンスがないのは欠陥としか思えません。
役者の中途半端に芝居がかった演技が気になります。自然体でやった方が作品に合うのでは。マネージャー役関口あきらの間は良かった。