かつて自殺者騒ぎのあったらしい場末のラブホテルにいる人々の群像劇。名古屋の劇団「星の女子さん」は初観劇です。
短編映画を2時間尺で観せられたような。自殺の真相に迫る推理物かと思いきや、話は韜晦していく。ロビーと事務所の転換をなぜ採用したのかわからない。ストーリーテラーを担う猫の視点を介するならば、物語はすべてロビーで行われるべきだったのではないでしょうか。時節挿入されるメタ台詞も作品に必要とは思えないし、むしろ崩してしまっていたように思います。
コヤマアキヒロの雰囲気良し。女性陣はみな可愛いが果たして役に合っていたかは疑問です。