ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「スペースデブリン」


日本/公演中/馬目不満足(馬目知幸・鈴木友隆作、馬目知幸演出)


地球に隕石が衝突する、それ大騒動。大阪芸術大学の学生5人による劇団「馬目不満足」第3回公演です。初観劇。
コラージュのように進む物語が最後にひとつにまとまる。それも超ピンポイントに。ストーリーは弱いけれど、あまりにくだらなくバカバカしく面白い。楽しそうにバカやってるのが伝わってきて温かい舞台でした。小ネタをもっと仕込んでもよかったかも。そして折角のゴミため舞台を活かせたら良かったのに。もっと舞台を使って遊べた。新しい若手劇団としての新鮮さはなく。「惑星ピスタチオ」を目指してるのかしらん、全体的に今まである演劇をくっつけたような芝居でした。
一言言わせてもらえば役者陣の個性が弱いのとパワーがあまり感じられないのが欠点ですかね。バカやるにはまだ足りない。キャラ立ちしたらもっと面白くなると思います。