ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「呪いの館で、僕と握手!」


日本/公演中/関西大学劇団万絵巻(Tact666cc作・演出)


遊園地の中にあるお化け屋敷でバイトする面々の日常を切り取る。万絵巻は初観劇です。
どこまでが脚本上でどこまでがアドリブなのかわからない、ネタに溢れた作品でした。しょうもないことに一生懸命になる登場人物たちがおバカでキュート。ラストのヒーローショーの立ち回りのクオリティに嫉妬。声を張ったりしない自然な演技でしかもコメディということで、「ヨーロッパ企画」を彷彿とさせました。ゆるく進む展開も含めて。あの尺であればもっと色々な展開を突っ込んでも良かった気がします。
舞台がほぼ暗幕だったのが残念。がっつり具象にして舞台を活用したネタも仕込むともっと面白い舞台になったのでは。