ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「キング・コング」

キング・コング 通常版 [DVD]
米/'05年製作/ピーター・ジャクソン監督


説明の必要もない超有名同名映画のリメイクです。ピーター・ジャクソンの『ロード・オブ・ザ・リング』三部作完結後第一作目で、ナオミ・ワッツエイドリアン・ブロディジャック・ブラックら豪華俳優人を配した話題作、だったものの興行収入は思ったほどいかず、近年の洋画衰退を象徴してるかのようでした。
途中まで観てて思ったのは、この映画、半分『ジュラシック・パーク』ですね。コングよりも恐竜に目を奪われてしまいました。コングや恐竜とかはCGで造られているらしいのですが、コングは単に「でかいゴリラ」で、ゴリラなんてのは見慣れているので、やっぱり造り物っぽくて違和感を感じるところもあります。それに対して恐竜は実物を知らないので素直に見れる、というのもあるのかも。コングの身振りはなんか大袈裟すぎた気もしました。
そしてそして、ピーター・ジャクソンといえば『ロード・オブ・〜』でもお馴染みの、気持ち悪〜い生き物たち。これにも一杯出てきます、うんざりするほど。特にあの巨大なヒルみたいなやつは反則でしょ。夢に見そう・・・。
そんなこんなで、巨大ゴリラと美女との恋という本筋はあんまり気にならなかったです。内容もよく考えると変な箇所もありますが、まぁ娯楽映画なんで。有名なエンパイア・ステートビルのシーンがあって嬉しかった。