ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「升毅とおかしな大阪人たち〜アート館があった頃、そして再びアート館〜」


日本/公演終了/近鉄アート館"復活祭"(東野ひろあき構成、G2演出)


大阪天王寺にかつて存在した劇場「近鉄アート館」復活を祝い、関西小劇場ブームの一翼を担った劇団「MOTHER」に関係のある演劇人たちによる、トークありパフォーマンスありの一夜限りの記念公演。劇場も「MOTHER」も未体験。
当時を知らない世代としては大阪の南に新たに出来た手ごろな劇場、くらいの捉え方ですが、出演陣や客層からわかるように懐かしの場所のようで。これくらいの規模の劇場があるのは大事です。中堅ではなく野心ある若手に精力的に使ってもらいたい。しかし驚くのはMOTHERの当時の公演パフォーマンスが今でも独創的でスタイリッシュなこと。人気が出たのもわかります。
升毅わかぎゑふ川下大洋、コング桑田がメインパーソナリティ。身内も客も扱い慣れてて此方も楽しい。