ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ」

釣りバカ日誌 17 [DVD]
日本/'06年製作/朝原雄三監督


釣り好き能天気万年平社員のハマちゃんを軸に、恋愛に臆病になっていたバツイチの女性とおとぼけ美術教師の恋を描く。石川県を舞台にした、「釣りバカ日誌」シリーズの17作目です。
ホッコリ気持ち良くて、笑えて、観光気分まで満喫できる、まさに娯楽映画の定番中の定番。ちゃんと観たのは実はこれが初めてですが、「男はつらいよ」シリーズの後釜としてお正月映画を背負っただけのことはありますね。出てくる人物のほとんどが豪華キャストなんだからもう。男を信じられなくなったヒロインが純朴な男に絆される流れが唐突だったけれど、別に特に気にすることもありません。ダラダラと観てればそれで良しでしょう。
西田敏行のどこまでが脚本かわからない演技がいちいち可笑しい。大泉洋の間の抜けた感じが合っているといえば合ってるけど浮いてるといえば浮いてるのはいいんだろうか。