「フラガール」
炭鉱町である福島県いわき市の町の存続をかけた「常磐ハワイアンセンター」設立までの日々を、フラダンスを踊るために集まった少女たちの姿を通して描く。キネ旬ベストテン第1位、日本アカデミー賞作品賞受賞作です。
時代背景はよくわからないけれど「仕事」って何だろうと考えさせられる映画でした。祖父やもっと上の代から続いてきた炭鉱の仕事は時代に否定され、逆にプロ意識をもってやるダンスは遊びと思われる。"ちゃんとした"仕事って。うーん。
ひとりひとりの役者が光っているのが各映画賞総なめの理由でしょうか。松雪泰子・蒼井優・豊川悦司・岸部一徳の光り方はすごい。評論家ベタ褒めだった山崎静代(南海キャンディーズ・しずちゃん)は僕は特には買わない。それよりは三宅弘城と高橋克実を推すかな。