「１０ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」

英・独・西・蘭・中・フィンランド／'０３年制作／

１０分という決められた枠内で、「時」をテーマに世界の映像作家たちが腕を振るった、２本制作されたオムニバス映画の一本です。監督は、ヴィム・ヴェンダースやジム・ジャームッシュ、スパイク・リー、チェン・カイコー、アキ・カウリスマキらそうそうたる顔ぶれ。
出来は様々。一番単純に観てておもしろかったのはヴィム・ヴェンダースの『トローナからの12マイル』。１０分の短さに関わらず、無理なくまとまって、ちゃんと一本の映画となっていたのもよかったです。また風景が彼の『パリ、テキサス』を思い起こさせたり。
よくわかんなかったのは上記の監督たち以外の映画。なんなのかも面白さもサッパリでした。
もう一本の方にはジャン＝リュック・ゴダールらが参加しているとのことで、そっちも観てみたいです。