ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「華麗なる賭け」

米/'68年製作/ノーマン・ジュイソン監督


恵まれた生活に満足できず銀行強盗を計画・実行した資産家と、その調査をする保険調査員の女性との、敵同士に芽生えたが故に揺れ動く恋愛模様を描く。スティーヴ・マックィーンフェイ・ダナウェイの主演作です。
お金持ちでかっこよくて頭もいい、三拍子揃った紳士。でもマックィーンがやるとどうも紳士って感じがしないのは何故。どことなく泥臭い感じがするのです。フェイ・ダナウェイは綺麗、その上可愛らしさもあって良。
男は好き勝手にやって、それに振り回されるのは女、という一昔前な設定。今でもたまに見かけますが。40年前の映画ながら、仕事を取るか愛を取るかなんてのは今の女性にも当てはまる問題かも。
ぶっちゃけ恋愛部分よりも冒頭の強盗シーンの方が好きです。でも全体通して面白く観れました。