ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「チャーリーとチョコレート工場」

チャーリーとチョコレート工場 特別版 [DVD]
米/'05年製作/ティム・バートン監督


特に期待はしてなかったのに、それをも裏切られるほど期待外れでした。
中身が嫌味なほど教育的でムカムカしました。よく孝行する優しい子にはいいことがあって、食い意地がはってたり、甘やかされてたり、勝ち負けのことしか考えてなかったり、ゲーム中毒だったりする子たちには罰が下る。どうせなら、そういう子供にもいいことはあるんだよ、ていう映画をつくればいいのに。ソッチの方が教育的なのに。でも、それはそれでムカムカするでしょうが(笑)
ジョニー・デップは本当に変です(いい意味で)。この映画は彼一人でもっていると言っても過言ではないでしょう。でもやり過ぎ感が・・・、見ててちょっとうるさかったです。まぁ、他の子供たちの演技やセットなんかもそうだったので、製作者の意図でしょうね。オーバーなほうがウケるだろうと。
少年チャーリーの祖父母たちが素敵です。あんな人々が家にいたらいいだろうな。