ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「法王庁の避妊法」

日本/'03年再々演/飯島早苗鈴木裕美作、鈴木裕美演出


元々は「自転車キンクリートSTORE」で94年に初演、96〜97年に再演された芝居だそうです。原作があるとか。産婦人科荻野久作を主人公に、かのローマ法王庁で唯一認められたオギノ式(題名の由来だけれど中身には関係なし)を発見するまでの物語。
新しいことにチャレンジする人には、いろんな苦悩があるんですねぇ。もっと楽に考えれば?とか思いますが、そういう人には新発見というのは無理なんでしょうね。
中高生向けの保健の教材として使われるといいと思う芝居でした。笑いメインの中に結構重い内容も込められていて考えさせられる場面もあるし。ホント学校はこういう物を若者に見せるべきです。為になるわけでもないつまらない先生の話を聞かせるだけじゃなしに。
おもしろかったです。