ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「愛と青春の旅だち」

愛と青春の旅だち [DVD]
米/'82年製作/テイラー・ハックフォード監督


去年、一部で似てると噂された小泉首相を表敬訪問して話題となってたリチャード・ギアの若い頃の映画です。テーマ曲が超有名。現在連載中の某映画漫画でも取り上げられていました。
海軍の士官候補生であるリチャード・ギアが教官の厳しいしごきに耐えつつ、仲間との信頼関係を学び、自己中心的だった性格も改善されていく。その中で、恋をする。そう、恋をしなきゃアメリカ映画は始まらない。
相手の女性だけど、ドレスアップしてると微妙。工場で帽子(なんて言うんだっけかな、あの帽子)かぶって働いているときの方が可愛い。いや、好みの問題ですが。
登場人物では教官が一番好きです。厳しい中にも愛があふれています。あんな先生についたらとても充実感があるんだろうな、その時は絶対イヤだろうけど(笑)次期の士官候補生にも前期と同じ言葉で怒鳴っているのが微笑ましい。
なんといっても自由なアメリカ。卒業式の最後の言葉がイイ。アレも儀式の一環だというのがスゴイです。あんな卒業式、憧れます。
ラストシーンなんですが、・・・工場どうすんだよ(爆笑)みんな手止めてますが。感動しててても、そういうどうでもいいことが気になってしまう。損な性格です。