「サマータイムマシン・ブルース2005」

日本／'０５年再々演／ヨーロッパ企画（上田誠作・演出）

去年劇場で観た『STMB2005』*1がDVD化されました。一緒に観に行った両親がどうも腑に落ちない所があったと言っていたので、わざわざ私が購入して再度観ました。「ヨロ企」のDVDは何本も出てるんですが、全部「ヨロ企」のメンバーが自分たちで編集したりして作ってるそうです。この監修は映画版の監督本広克行が手がけてるそうですが。
本当におもしろい！何度観てもおもしろい！！張り巡らされた伏線、辻褄の合わない行動やセリフがだんだんと明らかになり胸のモヤモヤが晴れていくこの快感、そして切ない最後（爆）物の時間移動で「アレ、変だな」と思うことも後で自分で紙に時間軸を書けば理解できます。あんまり深く考えない方がいいです。なにせＳＦ（Sukoshi Fushigi）ですから！
ただ劇場で観たときは前から２列目で役者の汗や唾まで見えたんですけど、このDVDでは小さく撮りすぎてて、やや物足りない感が。目疲れたし（笑）もっと役者の表情のアップとか欲しかったです。
やっぱり生のおもしろさとは比べものにならないですねえ。

今度、すでに公演が始まっているヨーロッパ企画の新作『Windows5000』を観てきます。楽しみだ〜。チケットの値段微妙に上がってました（笑）

*1:'05 9/4の日記参照→id:totte:20050904