ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

大魔神

大魔神
日本/’66年製作/安田公義監督


城主だった親を謀略により殺された兄妹の願いにより、悪政をはたらく武将のもとへ大魔神の怒りが降りかかる。
時代劇×特撮という組み合わせは考えたことがなかったのに半世紀以上も前に創られていたということも驚きですが、予想外に設定勝ちしていることに加え、あまり古臭さを感じなかったというのがもっと驚きです。前から知っていたビジュアルは魔神の姿ではなくゴーレム的な守り神だったのは盲点。単純な正義の味方ではないところが人知を超えた存在であることを物語っていて良し。
青山良彦と高田美和。