「さらば青春の歪」
卒業後に集まった高校演劇部に死んだはずの部員が突然戻ってきたことをきっかけに、それぞれ抑えてきた思いをぶちまける。名古屋の「妄烈キネマレコード」2本同時公演の1本です。
高校演劇へのオマージュだとか。高校の部活動だからこそ起こる嫉妬やすれ違いを等身大に描く。さて、何を観たらよかったのか。死の噂を流布することで狭い所属から逃避したというトンデモ設定と、それを受けとめる側の感情の流れなさと。高校を卒業してからの時の経過が見えるともう少し視点が定まったのかもしれません。ラストのホラーはただお茶を濁しただけなので不要。
女性陣の発声が逐一気になって疲れました。