ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「10日間とちょっとでここまでやる!短編劇」

日本/公演終了/名古屋市文化振興事業団[北文化小劇場](平塚直隆作・演出)


名古屋市の公共ホールが主催する市民参加型文化事業。公募で集まった市民が「オイスターズ」平塚直隆の短編戯曲をオムニバスで上演する。
役者は老若男女、経験者から未経験者まで様々。何故演劇をやってみようと思ったのか聞いてみたいです。技量に巧拙ありますが、みな声を発することは出来ていて驚きました。そこが一番核であり、難しいところだと思うので。平塚戯曲は台詞を言うことに終始していてはなかなか浮かび上がらない印象。3本ある内のラスト『音』は狙いも配役も的確で、またくだらなくて面白かったです。
二作目のポップコーン屋の店番がおかしな味を醸し出して良し。