ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「UFO returns」

日本/'14年公演/コンドルズ(近藤良平作・演出)


活躍目覚しいコンドルズによる宇宙をモチーフにした円形劇場での公演です。
観るのは6年振りになるようで。前は学ランで踊る姿が「ダサカッコイイ」印象でしたが、今作を見る限りでは「めちゃくちゃカッコイイ」。もちろん気取った感じになりかけるとすぐスカしてしまうコンドルズらしさは健在なのですが、コミカルな部分も、また作品としてのまとまりも、格段に昇華されたように感じました。円形舞台を演出的にもテーマ的にもうまく使っている点が特に良い。
コント枠だった部分がより芝居的に。「宇宙レコード」も主宰する小林顕作の台頭の成果か。