ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「おねがい!カイロス」


日本/公演初日/妄烈キネマレコード(西尾武作・演出)


宝くじに当たったニートの行く末。妄烈キネマレコード最新公演です。
人付き合いが苦手で働く意欲もなく家族のトラウマを引きずった男。どもり、純粋、単細胞。若い世代がこんな10年も前のステレオタイプを描いてちゃダメです。なんの刺激もない。宝くじが当たっても夢なく堅実的なのはさもありなんでしたが。そもそも、ニートは死ななきゃ治らないなんて誰に向けたメッセージなのかしら、いまはニートをどう活用するかの時代なのに。あとスライドが読みにくくて非常に疲れました。
藤崎アンジェ鉄板の小憎たらしさでニマニマしてしまう。