2014-01-13 「八日目の蝉」 日本/'11年製作/成島出監督 誘拐犯に生後4年間育てられた少女が、人を愛することを知るまでを描く。 "普通の幸せの家庭"をもてなかった母親たちの群像劇ともいえます。精神的に追い詰められているなかで人としてなんとか均衡を保つには「誰かに愛されている」ことではなく「誰かを愛している」ことなのかな。忘れろというのはあまりに無責任だから、忘れずともどうか前を向いて歩いて欲しいと思う。良い映画でした。 永作博美と井上真央が"演技派"として存在感を放つ。