ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「オブリビオン」

米/'13年制作/ジョセフ・コシンスキー監督


宇宙からの侵略者により滅亡に近い打撃をうけた地球で、愛する者のため世界を救おうとする男を描く。
自分が信じていた世界の裏に隠された真実を知る。あれ、どこかで。かつて『マトリックス』が描き出した世界観の衝撃が鮮やかにフラッシュバックされました。二番、三番煎じのそしりは免れないでしょう。また、この作品の描くクローンはそれ単体が個なのか全なのかがはっきりしないのが残るモヤモヤの一因かと。あのラストはどういう心理で受け止めたら良いのかしら。
トム・クルーズはいつも通り。個人行動が好きね。