ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「エイリアン」

エイリアン [DVD]
米/'79年製作/リドリー・スコット監督


地球に帰る途中の宇宙貨物船に進入した異星生命体と闘うクルーたちを描く。"外国人"を意味する「エイリアン」という言葉のイメージをがらりと変えてしまったSF映画です。
冒頭を除きほとんどが狭い宇宙船の中だけで繰り広げられる格闘。重たい空気と相まって圧迫感がきつい。もっとエンタメ路線をイメージしていたのでそのギャップが一番衝撃でした。ハリウッドシステムそのものなので襲われる順番も大体わかり、来るぞ来るぞと思って心の準備はしているのですが、それでもドキッとします。7人の乗組員のキャラ分けがあまり活かされず殺されちゃって、まあ別にいいんですけど。
シガニー・ウィーバーは冷静冷徹で、多分この人は何があっても死なないだろうなという気がします。まさに。