「GANTZ」
日本/'10年製作/佐藤信介監督
幼なじみに出会った地下鉄の駅で命を落としたはずの就活中の大学生が、"GANTZ"と呼ばれる謎の黒い玉の指示に従い命を賭けたゲームに参加する。同名漫画の映画化前編です。
前後編に分かれている作品のときは毎回書いている気がしないでもないですが、僕はこの手の商業戦略は嫌いです。それを踏まえて。ラストで次に続く旨を描かなければそれなりにまとまってるかもしれません。すごく不条理な映画になってしまいますが。あれだけ簡単に登場人物が死んでいくとやり切れない気持ちになります。しかし割り切り方は良い。後編で生き返ったらお粗末この上なくなりますが。つまるところ、結構面白く観れたことに驚きです。
二宮和也が松山ケンイチを喰っているのが信じられないけど確か。吉高由里子が夏菜を喰っているのは非常に問題ですけどね。