2011-12-01 「グーグーだって猫である」 日本/'08年製作/犬童一心監督 漫画家と猫とが織り成す人生の機微を描く。漫画家大島弓子の同名自伝的エッセイ漫画の映画化です。 犬童らしいフンワリ感触。つらい場面でも舞台である吉祥寺の町並みが非常に温かく切りとられているので、最後まで優しい気持ちで観れました。そしてユーモアも忘れない。小泉今日子の微笑みと森三中のキュート(!)な動きが印象的です。全体的に、長いコマーシャル作品を観ているようで、それが良くもあり悪くもあり。僕は好きですけどね。猫への感想は省きます。 この上野樹里は良い。『チルソクの夏』振りに良い。