ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「銀杏やり逃げ公演 第1部」

日本/公演中/大阪市立大学劇団カオス


大阪市大劇団カオス2回生によるオムニバス形式の学祭公演です。1日の公演が1部と2部に別れており次ステージ第1部は11/1(月)11:15〜だそうです。以下簡単な感想、基本気になった箇所のみ書いていますのであしからず。

1『逆シンデレラ』(海音苺子作・演出)

題名そのもの、ガールミーツボーイなよくある展開。でも小細工なしでベタに徹しているからこそ、面白い。高校の文化祭を思い出しました。とにかく女性陣の衣装の可愛さはズルイです。あの内容なら魔法使いを軸にして『夏の夜の夢』的にしてもよかったかも。

2『機械の娘は母の夢を見たか』(金剛石狂作・演出)

ロボットと人間との境界線をシリアスにブラックに描く。人間にあってロボットに足りない物というのは昔から言われてきたそのままで斬新さはなかったです。ロボットが純粋であるからこその苦悩も。でもロボットが「夢を見た」という箇所は興味深い。そこを掘り下げて欲しかったですね。