「リトル・ミス・サンシャイン」
米/'06年製作/ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス監督
心がバラバラになっていた家族が、おしゃまな娘を美少女コンテストに出場させるために奮闘しながら心が通い合っていく姿を描くロードムービー。
屈折している家族たちだけど根は純粋、心根は曲がってないことをまず受け入れたらそこからはスッと物語に入っていけます。みんなそれぞれ世の中がおかしいと思ってるし"わかってる"、わかってるからこそ悩み苦しみ鬱屈する。けどそんなことはバカバカしいことで素直に楽しんだらいいじゃん、そう受け取りました。最後のおバカダンス、観た瞬間は微妙だったのですが時を置くといいシーンだったなと思います。
個人的には端役ですが美少女コンテストで融通利いてくれる運営の男の人が好きです。