ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「ロールシャッハ」


日本/公演中/小林賢太郎演劇作品(小林賢太郎作・演出)


開拓し続ける世界、様々な思いをもって集まった新人開拓隊員が、与えられた仕事をこなしながら自分自身と向き合っていく。芸術知能犯「ラーメンズ」の小林賢太郎による演劇プロジェクト「K.K.P.」の名称を変更しての作品です。映像で3作*1観ての念願初観劇。
くだらねー(褒め言葉)。以前観たK.K.P.作品と比べると物語面での見劣りは否めなく、筋らしい筋のある演劇を期待していたので肩透かし感はあります。単なるコントの切り貼りじゃないかしらん。けどこれはこれでコバケンらしい。言葉遊びにいつものキャラ芝居、ときたま挟む魅せるシーン。大変笑わせて頂きました。ただ中盤までの多くて長い暗転はどうにかして。あとストンプは失敗。
男4人、コバケンと久ヶ沢徹に辻本耕志(旧名・オレンヂ)は『TAKEOFF』の面々。「親族代表」竹井亮介はTVの「小林賢太郎テレビ」で見ていたので知った顔ばかりで嬉しい。ただ生で観て初めてコバケンのキャラ振れが気になりました、演劇って怖いですね。そして久ヶ沢、いい所で噛むなw

*1:『Sweet7』('03)『LENS』('04)『TAKEOFF』('07)。