ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「大江戸ロケット」


日本/公演中/神戸大学はちの巣座(中島かずき作、芽利野大輔演出)


時は江戸・天保、空から降りてきた少女に頼まれて月に届く花火をつくる長屋連中の江戸っ子魂を描く。「劇団☆新感線」の中島かずきの戯曲を神大「はちの巣座」が上演したものです。去年関西大学「学園座」が上演したバージョンも観てます*1
役者は皆1回生でしたが、新感線らしい勢いある部分も多々あっておもしろかったです。ただBGMが非常に少なくてその勢いが全体に流れておらず、観ていて集中力がブツブツとぎれてしまいました。特に暗転が多かった上に、無音暗転。これがきつかった。「大江戸ロケット」はノリが大事な台本なので、もっとガンガンうっとうしいくらい音楽が流れていてもいいと思います。あと殺陣の音響で、刀の当たる音と人を切る音に違いを。全体的にスタッフワークにうーんな公演でした。
主役2人はおもしろい。ただ後の人々の存在感のなさは仕様?もっともっと前に出てよかったのに。それと立ち位置の確認はもう一度した方がいいと思います。残り1ステ頑張ってください。パネル大事に。

*1:過去の日記参照→id:totte:20080627