「ボス・イン・ザ・スカイ」
"ドラゴン"が街を襲う世界、ブームの過ぎたドラゴン退治を仕事とする人々の日常を切り取る。ヨロ企の1年ぶりの最新本公演です。
いかにもヨロ企らしい、日常にちょっぴりファンタジーを盛り込んだいつも通りの作品でした。そしてものすごっっっっくどうでもいい。このどうでもよさは去年の『〜ゴーレム』*1を超えます。物語性のない話をやるのは最近の上田台本の傾向か。それで1時間半ちょい飽きさせないのは流石なのですが、やっぱり何か物足りないんですよね。なぜ『サマータイムマシン・ブルース』みたいな話を書かないのか。ヨロ企メンバーの動き回る芝居がそろそろ観たいです・・・!
初めての円形舞台鑑賞。役者があっち向いたりこっち向いたりで忙しそう、かと思いきや結構適当にやってるようにみえるのは演出力なのかしら。どうもヨロ企だと必死にやってる感じがしないんですよね。良い意味でも悪い意味でも。