ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「ミスタア・ロバーツ」

ミスタア・ロバーツ 特別版 [DVD]
米/'55年製作/ジョン・フォード&ヌーヴィン・ルロイ監督


爆笑しました。笑いあり感動あり涙?ありと、盛りだくさんの映画でした。
第二次大戦中。貨物輸送船、通称"バケツ"の任務に不満つらつら、前線の戦闘部隊に転属希望の人望の厚い仕官(ヘンリー・フォンダ)と、無能な艦長との対立や乗組員たちの信頼関係をコミカルに描いています。
こんなに部下思いで優秀なのに「戦争をしたい」と考えるのはよくわかりません。これがアメリカ人気質なんでしょうか。でも、そんなことはこの映画においてはどうでもいいんです。カラッと明るく、明日からもがんばろう!という意欲が湧いてきます。特にラストのジャック・レモンを見ると(笑)
原作はベストセラーで、ブロードウェイでも同じくヘンリー・フォンダ主演で3シーズンにわたって続演されたそうです。それだけ人気があるのもこの映画を観ればわかります。本当におもしろい!
なんで"ミスター"じゃなくて、"ミスタア"なんだろう(笑)