ナチュラル・ボーン・キラーズ
米/'94年製作/オリヴァー・ストーン監督
生まれついての人殺しのカップルが、運命に従い愛と殺人に突き進むロードムービー。
無名時代のクエンティン・タランティーノの脚本を原案としたバイオレンス映画で、公開時は上映禁止が相次いだとか。センセーショナルな暴力的な表現よりも、めまぐるしく挿入されるイメージカットと、痛烈な社会批判・マスコミ批判のインパクトが勝るエネルギーに圧倒されました。胸糞悪くも最高にハイになれる嗜好品のような作品です。
ウディ・ハレルソンとジュリエット・ルイスの殺人狂よりも、記者役のロバート・ダウニーJr.の狂気。