日本/’18年製作/高坂希太郎監督
交通事故で両親を亡くした少女が実家の旅館の若おかみとして悲しみを乗り越える姿を描く。人気児童文学シリーズのアニメ映画化です。
知りませんでしたが、子供向けに留まらない評価を受けている映画だとか。生死を彷徨う体験をしたことでやたらと霊感の強くなった女の子が奮闘するお話。四季の移ろう温泉街で、人と、あるいは人でないものと出逢い、成長していき、最後にはトラウマになっていた事故の記憶をも乗り越える。絵柄がいまいち身体に馴染まず苦労したのと、ラストの描き方がしっくりこなかったという点が重なり、総じて可もなく不可もなく。
主人公の声に小林星蘭。