ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「僕だけがいない街」

僕だけがいない街
日本/'16年製作/平川雄一朗監督


事件や事故を予測して時間が巻き戻る特殊能力をもった男が、18年前の児童連続誘拐殺傷事件の真相に迫る。同名漫画の映画化です。
良作との噂を聞いて原作を一息に読み切ってからの映画版鑑賞。パラレルワールドの生じないタイムリープものであり、生じる「違和感」を解消すると時間軸が正常に戻るという設定。未来を知っているという絶対無敵感のあるこの設定が、そう都合よくいかないのねと得心する原作に比べて、まあ予定調和なストーリーになっていてガッカリ。
藤原竜也である意味があったのかしら。有村架純はかわいい。